黎明の雰囲気を帯びたサウンドがボーカルの声を乗せて徐々に高揚感が増してく。近未来的なサウンドなのに暖かさがある。新しいのに懐かしい。調和がもたらす高次への期待感。 新しいのに懐かしい調和には根拠があって『Maisie […]
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Lucky Kilimanjaro – 風になる // 前に進むことは自分を信じ続けること
「この選択は正しいのだろうか、合っていただろうか」と誰しも自分の決断を疑いたくなる時がある。世界は常に自分にとって正しい状況を映してくれないからだ。思っていたこととは違うことの連続。不意に不安に襲われる。そんな時に決心は […]
ART-SCHOOL – Butterfly Kiss // どこまでも孤独の深海へ
どこまでも一緒に孤独でネガティブな深海へ連れてってくれる…学生の頃、勝手にそう思って心の支えになっていたのがArt-Schoolである。”病んだ時に聴く”のではなく”病みにいくときに聴 […]
雨のパレード – Tokyo // 深淵を見せてくれる文学
雨のパレードを初めて聴いた時「おそるべき才能の静かな開花の瞬間を見てしまったかもしれない」と驚き、ソワソワした。明らかに楽曲の中に既に強い思想や哲学が流れていた。もう自分たちの文学が完成しているんだなという恐ろしさを […]
DIALUCK – あの街まで // 悲しみは遠くに捨てず溶かすもの
ロードムービーのような音楽。どこまでも先へ先へと進んでいく。道中を実況するかのようなボーカルharuの唄声。喋っているかのよう。 DIALUCKの『あの街まで』はことばがとてもいい。 君の待つあの街まで行こう 悲しい顔し […]
Awesome City Club – 4月のマーチ // 一歩踏み出す勇気の道標
悲しくて悲しくて仕方ない毎日に、一歩踏み出す勇気を与えてくれた〈救ってくれる系音楽〉、それがAwesome City Clubの『4月のマーチ』。 「足をプルプルさせるくらいつま先立ちをしてでも背伸びして”大 […]
きのこ帝国 – 怪獣の腕のなか // お母さんが寝る前に読んでくれた絵本のように
『怪獣の腕のなか』という絵本のようなタイトル通り、絵本を映像化したみたいなMVの構成。まさしく絵本を音楽に変換したらこうなりました、みたいな楽曲。世界観が居心地良い。 全体的にゆっくりしている曲調、絵本の読み聞かせの […]