新しい扉を開ける時に真っ白く染めた心がどんなに辛くて挫けそうになった時も支えてくれる | Awesome City Club – 4月のマーチ

〈救ってくれる系〉音楽を紹介するにあたって、本当に何度も心を救ってくれた音楽が、このAwesome City Clubの『4月のマーチ』です。あの時何度この曲を繰り返しリピートし続けたことか…

この楽曲の歌詞自体が直接的に辛い気持ちを汲み取ってくれているだとかそういった類のメッセージ性を孕んでいる訳ではありません。よくよく歌詞を聴けば、大人の女性になろうと背伸びする女の子の心情が歌われています。何と表現すれば良いのか…楽曲のメロディ構成が「足をプルプルさせるくらいつま先立ちをしてでも背伸びして”大人の女性”に向かって手を伸ばそうする女の子」の切なくてキュートな感じをものすごく胸に刺さるトーンで表現されている気がするんです。

決意に対してなんとか必死に手を伸ばしているようなその様に、救われたのです。まだここで折れちゃいけない、まだ頑張れるよって。そんな風に支えてくれるマーチなのです、この曲は。特に曲の後半の、もう一段階盛り上がっていくところが大好きです。

決意を新たに、新しい扉を目の前にする時、人はこれまでの混沌をリセットするかのように自分の心を真っ白く染めてから扉に手を掛けます。その強い決意は、いつか自分が挫けそうになった時にそこからもう一度前に進むための糧になるはずです。この曲はその「あの時」を思い起こさせてくれます。だから聴くたび「まだ頑張れるよ」って気持ちに立ち返ることができる。

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