絵本のなかにいるような4分間の非日常が日常の緊張を少し緩めてくれる | きのこ帝国 – 怪獣の腕のなか

 

可愛らしさを帯びた楽曲が好きなんです。どういったコンセプトで作られた曲なのかわかりませんが『怪獣の腕のなか』というタイトルといい、MVの構成といい、絵本を音楽に変換したらこうなった、という感じ。とっても心地の良い世界観です。

ゆっくり語りかけているような曲調とボーカル佐藤千亜妃の声がぴったりです。僕は夜に不意に聴きたくなります。緊張の続く日常のほんの一瞬、この音楽に浸かっている間はその日常からやさしく切り離してもらえる。それはまるで小さい頃、お母さんに絵本を読んでもらっている時の絶対的な安心感のような。

かと言って、きのこ帝国はこのようなトーンの楽曲ばかりなのかというとそうでもなく、どちらかといえばこの『怪獣の腕のなか』の方が異質です。語りかけるような佐藤千亜妃の甘い声が特徴的ですが、メロディーはもっと激しい楽曲が多いように思います。

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